人形劇の「布袋戯」は寺廟の祭りで上演されるなど、台湾では、清朝時代、日本統治時代を通じて、信仰と結びついて発展してきました。全国を上演して回る布袋戯の劇団が集中する雲林県は、「布袋戯のふるさと」と呼ばれています。
雲林県中央部・虎尾鎮にある旧虎尾郡役所は、1931年建造の,赤レンガが美しい一部木造の二階建てで、今は雲林布袋戯館として、布袋戯に関する文物を展示しています。1階では各劇団の人形を紹介したり、期間を区切った特別展を催したりしています。また、2階では2007年に106歳で亡くなった20世紀布袋戯界の大立者・雲林県出身の黄海岱の事績を紹介したり、布袋戯に関する貴重な資料を展示しています。
u単語と文法項目
・おおだてもの 芝居の最も実力のある俳優(最優秀演員,台柱)。社会で最も重
んじられている人。(巨擘,巨匠) 財界の大立者(金融界巨頭, 最有影響力的人)。文壇の大立者(文壇巨匠)
u今日のおさらい おおだてもの 大立者