專訪服部美貴 老師
二
國際結婚家庭的語言教育
・学校システムの選択は、自ずと子どもがどの言語で教科学習をするのかにつながります。
私は台湾の教育を受けている娘とは日本語で会話をしていますが、読み書きの力は自然につくものではありません。
それで、幼稚園から中学3年生ごろまで、台北日本語授業校ということろに毎週土曜日通っていました。
・ここは、国際結婚家庭や日本人家庭等、日本人学校に通っていない日本にルーツを持つ子どもたちが、毎週土曜日に日本の国語の教科書を使って日本語で学習する週末校です。
・ここでは読み書き能力の習得の他、日本語のフォーマル/インフォーマルの使い分け、同じような家庭背景の子どもたちや保護者たちが仲間とともに成長する、というたくさんの利点があります。
こうした活動は、台湾では台北をはじめ、桃園、新竹、台中、台南、高雄の6都市で行われています。
・しかし、ここは保護者自身が無償で教師役をしたり運営に関わったりすることが入学の条件の一つになっていますので、仕事や家庭のことで忙しい人の参加が難しいという課題もあります。
子どもが日本語を習得する方法は多様です。家庭の状況に合わせたことばの教育がなされるのが望ましいと考えています。
uキーワード 継承語 けいしょうご