鹽水蜂炮
台南市北西部・塩水の蜂炮は、大量の爆竹や花火を放つ神事として有名です。「蜂炮」は木などで作った枠の中に多数の花火を隙間なく詰めたもので、蜂の巣のような形状をしています。
塩水蜂炮の起源は清末に遡ります。疫病を鎮めるため、住民たちは、三国志の英雄・関羽が神格化された関聖帝君の像を「神轎に載せ、町を練り歩きました。神轎が通過する際、住民たちは爆竹を鳴らし、疫病退散を祈ったとされ、これが現在の蜂炮神事に発展しました。塩水蜂炮は、旧暦正月14日の朝から15日・元宵節の深夜まで2日間行われます。
u単語と文法項目
- (放煙火) 光を放つ。(放出光芒)
・神事 しんじ(=じんじ)、まつり(慶典活動、拜拜)
・練り歩く ねりあるく。遊行、遊街、繞境
・鎮める しずめる。怒りを静める(息怒)、火事を鎮める。(鎮住火勢)
・元宵節 ランタンフェスティバル
・疫病退散 (驅除瘟疫)
・退散 たいさん。もう退散しましょう。 (解散) 警察は集まった民衆を退散させた。(警察驅離聚集的民眾)
u今日のおさらい 疫病退散