客家桐花祭
苗栗県は客家人口の比率が高いことでも知られています。清朝時代後期、客家人は新竹県や苗栗県の山間地に入植し、その土地を懸命に開墾しました。現代の台湾客家はアブラギリという樹木を、客家を象徴するものと考えています。種子から工業用油が採れるアブラギリは材木としても有用で、台湾各地で大量に植えられました。その植栽地域は人里近い山間の道路沿いに集中しており、台湾客家の居住地と重なっています。
アブラギリが開花する4月から5月にかけて、全国で客家桐花祭が開かれます。苗栗県でも各地の旧街道が白い花の舞い散るアブラギリの並木道となり、観光客で賑わいます。
アブラギリ 油桐。油桐花被稱為『五月の桜』ということをお聞きになったことがありますか。『桐の花は五月の桜』。とても美しいたとえですね。很美的比喻.
単語と文法項目
人里 ひとざと 村落
並木道 路樹林蔭道 ポプラの並木道(白楊樹林蔭大道)
~沿い 山沿いの人里(沿著山路的村落)。線路沿いの住宅。(鐵路兩旁的住宅)
舞い散る 花びらがまいちる。(花瓣飄落)
今日のおさらい 桐の花。