基隆廟口
基隆市には基隆廟口と呼ばれる有名な夜市があります。奠済宮という廟の門前の街路にたくさんの店と屋台が立ち並び、一日中多くの観光客で賑わっています。
廟口夜市の名物料理はたくさんありますが、台湾北部・北海岸の漁港に近いだけのことはあり、新鮮な魚介を素材とした料理が廟口夜市の特色になっています。「鐤邊銼(ディンビエンズオ)」は海鮮ベースのスープに、米粉で作ったワンタンの皮のような形の麺とエビやイカ、筍などたくさんの具材を加えた料理で、廟口を代表する小吃の一つです。
また、「旗魚飯」は唐辛子や二ンニク、砂糖などを加えた醤油でカジキの腹身を煮付け、これをご飯に載せて、その上から煮汁を回しかけた料理です。カジキは基隆の特産物の一つで、廟口にはカジキを使った料理を出す店や屋台がたくさんあります。
このほか、台湾では「天婦羅(てんぷら)」と呼ばれているさつま揚げも、廟口では、上等のサメのつみれで作った、よその夜市とは一味違う名物料理になっています。
単語と文法項目
・煮付け につけ。魚の煮付け(乾燒魚)
・煮汁 にじる。 (熬煮的湯汁)
・~だけのことはある 有~的價值
このナイフは買ったときは高いと思ったけど、それだけのことはあるね。(這把刀買的時候覺得有些貴,可是的確有它價值。)
・サメのつみれ 鯊魚漿做的魚丸
・さつま揚げ 台灣稱為甜不辣。
・一味違う 別有風味 一味違うドラマ(不同風格的連續劇)
今日のおさらい 一味違う