萬巒豬腳　　萬巒（ばんらん）豚足の煮込み

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　豚足の煮込み（猪脚（ちょきゃく））は台湾で有名な郷土（きょうど）料理の一つです。もっとも有名なのは「萬巒豚足の煮込み」です。1980年に元総統の蔣經國が屏東県萬巒を訪れた際に豚足の煮込みを食し、以来その知名度が急激に上がったと伝えられています。

　萬巒豚足の煮込みのこだわりは、豚の前足だけを使うことです。豚足の筋だけを残して、一度灰汁抜きの湯がきをし、氷水で冷やしてから、八角、シナモンなどの香味料といっしょに煮込みます。この萬巒豚足の煮込みはどこにもない味ということで、遠いところからわざわざ食べに来る人がたくさんいるほどなのです。

豚足には豊富なコラーゲンが含まれるので、特に美容を気にする女性には人気の食べ物です。また台湾では祝いの際には豚足を食べる習慣があり、縁起を担ぐ受験生たちにも人気の食べ物です。

単語

こだわり　　こだわるの名詞形。考究；講究

湯がき　　　川燙

灰汁抜き（あくぬき）　　野菜や肉などの渋みやえぐみ（也讀えぐい、植物蔬

         菜等特殊的澀味,刺激舌頭感覺）をとること。

　　　　　ごぼうを灰汁抜きする。

シナモン　　 肉桂

コラーゲン　 膠原蛋白

縁起を担ぐ　 （えんぎをかつぐ）   好兆頭;討吉利　　縁起がいい（吉利） 

            (例如：カササギ 喜鵲 　　お団子 湯圓）　

キーワード：縁起を担ぐ