23 - 金瓜石の金鑛
金瓜石の金鑛 金瓜石金鑛
本文:
金鉱の発見はなんと清代1890年です。基隆河に架ける鉄道橋の工事中に作業員が渓流でたくさんの砂金を発見したので、鉱脈の調査をして、1893年に九份で金鉱を発見しました。翌年の1894年には金瓜石でも金鉱が発見されたのですが、当時日清戦争で大変な清国は鉱山開発どころではなく、ほとんど放置状態でした。1895年日本は基隆山を境に東西に採掘会社を分け、多数の日本人技術者を招聘して開発を進めました。1905年には銅鉱が発見され、次第に銅の採鉱が多くなりました。金瓜石は豊富な産出量を誇り、当時アジア随一の貴金属山と呼ばれました。鉱業従事者の生活程度も当時としてはほかに類を見ない豊なものでした。太平洋戦争下で坑夫が徴兵され、人手が足らなくなると、外国人捕虜や囚人まで使って採掘しましたが、終戦とともに一時は廃鉱になりました。その後、中華民国の管理の下で、採掘が続けられましたが、やがて鉱脈が尽き、1987年に閉鎖されました。およそ90年間掘られ続けた坑道の全長は600キロメートルにもなるそうです。
単語
~どころじゃない ある事態をあげ、そのような生易しい程度のものではないと言う意味。
・仕事に追われて、旅行をするどころじゃない。(被工作趕得哪有時間旅行)
・痛いどころの騒ぎじゃない 痛死了、可不是普通的疼。
~を境(さかい)に 区切り目;分かれ目
・その事件を境に、彼の人生はがらりと変わった。(那個事件之後、他的人生完全改變)
随一(ずいいち) 第一位;第一番
・近代随一の文豪(ぶんごう);当代随一の人気歌手
ほかに類を見ない 史無前例;絕無僅有
・ほかに類を見ないことだ。
キーワード:アジア随一の貴金属山(ききんぞくさん)