51 - 三義木雕
三義(さんぎ)の木雕(もくちょう)
台湾北西部(ほくせいぶ)に位置する苗栗県(びょうりつけん)は、西部沿岸(えんがん)を除(のぞ)いて、県域(けんいき)のほとんどを山と丘陵(きゅうりょう)が占(し)めています。そんな山(やま)がちの苗栗県では、自然(しぜん)から得(え)られる素材(そざい)を活(い)かした産業(さんぎょう)が発達(はったつ)してきました。
県(けん)南西部の三義郷(ごう)は「台湾の木彫王国(もくちょうおうこく)」と呼(よ)ばれています。日本統治時代(とうちじだい)には七福神(しちふくじん)などを作っていましたが、戦後になると、日本はもとよりアメリカへも販路(はんろ)を拡(ひろ)げ、写実的(しゃじつてき)でモダンな作品(さくひん)も作るようになりました。今では、作家性(さっかせい)の高い芸術作品(げいじゅつさくひん)なども制作されています。三義木雕博物館は三義郷(ごう)における木彫産業の歴史や現代木彫芸術の潮流(ちょうりゅう)などに関(かん)して、多くの展示品(てんじひん)を通(つう)じて紹介しています。
u単語と文法
・~がち 接尾語 ~が多い、~する傾向がある、~に傾きやすい
病気がち(常生病)、遅れ勝ち(有落後傾向)、山がち(多山)
・七福神 福徳の神として信仰される七人の神様。大黒天(だいこくてん)・恵比須(えびす)・毘沙門天(びしゃもんてん)・弁財天(べんざいてん)・福禄寿(ふくろくじゅ)・寿老人(じゅろうじん)・布袋(ほてい) の七福神。
大黒天(だいこくてん)(福徳(ふくとく)の神とされる)
恵比須(えびす)(豊漁(ほうりょう)の神)
毘沙門天(びしゃもんてん)(財宝(ざいほう)を施(ほどこ)す神とされる)
弁財天(べんざいてん)(日本では財福(ざいふく)の神として信仰される)
福禄寿(ふくろくじゅ)(幸福(こうふく)、俸禄(ほうろく)、長寿(ちょうじゅ)の三徳をそなえる)
寿老人(じゅろうじん)(長寿を授(さず)ける南極(なんきょく)老人(ろうじん))
布袋(ほてい)(弥勒(みろく)の化身(けしん)とも言われる。吉凶(きっきょう)や天気を占(うらな)ったという)
・~はもとより それだけでなく、もっと重要なこと。~不只如此,更重要的是~。結果はもとより、その過程も大切です。(不只結果,過程更重要)
u 今日のおさらい 木彫王国の三義